【リンカの日記】浴衣の袖に残る、花火の余韻

リンカの日記
りんか
りんか

こんばんは、りんかです。今日のこと、少しだけ。

先週の土曜日、墨田川の花火大会に出かけた。シンプルな水色の浴衣に白の帯を合わせてみた。柄は小さめの格子模様で、初めて自分で着付けをしたから、最初は少しぎこちなかったけど、鏡を見て「意外と似合ってるかも」って思ったら急に嬉しくなって、早めに家を出た。川沿いはもう大勢の人で、提灯の光が揺れてて、浴衣姿の人がたくさん歩いてる。屋台の匂いが混ざってて、焼きそばとたこ焼きのいい香りが風に乗ってきて、つい足を止めて、かき氷を一つ買って食べながらゆっくり歩いた。

花火が上がるのを待ってる間、川の向こうに見える高層ビルと、黒い空の境目にぼんやり光る街灯がきれいだった。一発目がドーンと上がった瞬間、みんなが一斉に顔を上げて「わあ」って声が上がって、私も思わず息を飲んだ。大きな牡丹が広がって、ちりちり散る音が聞こえてくるたびに、胸が少しざわついた。隣に誰もいないから、ただ空を見上げてるだけなんだけど、誰かと「きれいだね」って言い合えたら、もっと心が浮かぶのかなって、ふっと想像してしまった。見知らぬカップルが手を繋いでるのを見て、なんだかちょっと切なくなって、かき氷のスプーンを止めてしまった。

夜、家に帰ってからお風呂に入って、部屋着に着替えた。まだ体が少し火照ってて、窓を開け放した部屋で、浴衣を畳みながらぼんやりしてた。汗で少し湿った襟元を直したとき、ふと「こんなふうに、誰かに見られちゃうのも…」って、ちょっとだけ大人びた考えが浮かんで、慌てて頭を振った。

もっと素の自分を、こんな夜に誰かに見せちゃうかもしれないって思うと、ちょっと危ない気分になるから、今日はここまでにするね。

私の彦星は、きっとどこかで同じ空を見上げてるのかな。

りんか
りんか

——今日はこのへんで。おやすみなさい。

りんか
りんか

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